■ システム ■


PIS(フレーズ・インストラクション・システム)
今回の『二重影』は前回の『終ノ空』のような哲学を主題としているゲームではないので、
前回ほど理解に苦しむという事はありません。
といいましても、歴史物という物はそれなりの歴史的知識がある場合と
歴史的知識がまったくない場合とでは物語のおもしろさが違ってきてしまうのもたしかであります。
それがそれなりの歴史的文献を正確に整理したもとに作られたものであるならなおさらであります。
そんなジレンマを解決するために生まれたシステムがPIS(フレーズ・インストラクション・システム)です。
これは前回使われたシステムAES(オルタナティヴ・エモーション・システム)の発展系であります。


これが通常画面です。キャラが喋る言葉が文字ウインドウによって表現されています。



これがAESです。
画面が青みがかり画面全体に文字がかかります(いわゆるノベル形式の文字表記です)
これはキャラの心情描写や場面説明など、音声になってないものを中心に表現する媒体となっています。



これが今回新しく搭載されたPISです。
これはストーリー上に出てくる難解な言葉や重要であろう言葉などに解説をくわえるというシステムであります。
文字ウインドウやAES上であらわれた難解な文字は青みかかっていますので、 これをクリックします。
すると画面が赤みがかりその文字の説明をします。



このシステムの利点は、めんどくさい説明を読まないでストーリーをスピーディーに追う事も、
説明を熟読して深くゲームをする事も出来るという点です。